・キルティングとは何か?
布団を使っているうちに中の羽毛が偏ってしまっては、羽毛の保温性が存分に発揮されなくなってしまいます。
キルティング(キルトとも)とは羽毛の偏りを防ぎ、かさ高を保つために側生地に施す加工のことです。
現在では、均一にお布団の温度が保たれるようにボックス型の構造になっている「立体キルト」が主流ですが、キルティングの種類によって羽毛布団の保温性や風合いが大きく左右されます。なので羽毛布団選びの際にはキルティングも重要なポイントの1つになります。
完全密閉型でない羽毛布団の場合、2〜3年ほどでお布団内部の羽毛が偏ってくることがあります。
立体キルトの構造はそれぞれのボックスがしっかりと密閉されている完全密閉型が良いです。
各々のボックス内の羽毛が他のボックスに移動してしまわず、長きにわたって使い続けられるからです。
しかし、実際に通販や店頭で羽根布団などを購入する際に品質表示を確認されると思いますが、立体キルトと記載してあっても、なかなか完全密閉型かそうでないのかまでは書いていない商品が多いです。
むづかしいところではありますが、なかなかお布団の世界も奥が深いんです☆ 布団用語集・辞典トップへ戻る |