・お布団の取り扱い方法(手入れの仕方)
わたしたちが毎日お世話になっているお布団。毎日使い、一生の約3分の1も一緒にいるものなのにどうしても使い方がぞんざいになってしまうものです。
今回はお布団の取り扱い方法に関して、大まかにご説明させていただこうと思います。
1.天日干し
人間は寝ている間にコップ1〜2杯分の汗をかくと言われています。
太陽光の力で殺菌をし、お布団の中に溜まった湿気を逃がすことで弾力やふっくら感が回復します。
快適に熟睡するためだけでなく、衛生面からしても、また長持ちさせるためにも天日干しは定期的にされる方が絶対に良いです。
(注)羽毛布団や羊毛布団の場合にはカバーを掛けたまま天日干しにしてください。
2.天日干しに適した天気
良く晴れ、乾燥した風通しの良い日に干すのが一番良いです。
要するに、良く晴れていてすがすがしくって今日みたいな日は外で遊びたいな!っていう時が一番お布団にとってもベストな日です(笑)
3.干すのに適した時間帯
夏場であれば、10時頃から、冬場であれば12時前後に干し始めるのがちょうど良いです。
4.干し方
ついついお布団についたホコリやダニを取り除くために布団叩きで叩きたくなってしまうものです。しかし、お布団を叩く事で、生地や中綿を傷めてしまう可能性の方が遥かに高いです。
しかも、お布団のカバーはけっこうしっかりしているもので、埃が中まで入り込んでしまうなんていうのはあまりありません。それにダニも30分〜1時間程度日光に当て続けることで死滅します。
なので、どうしてもホコリやダニが気になるという場合には、叩かずに掃除機で優しく表面の埃やチリを吸い取ってあげるか、それらを取り除くために軽くはたく程度にしてください。
5.天日干しの後の注意点
天日干しの後はお布団もたっぷりと太陽光を浴び、熱気を帯びています。このまま直ぐに元のところに敷いてしまったり、しまってしまうと折角天日干しをし、乾燥させたはずなのにまた湿気を含んでしまいます。なぜなら水分(湿気)は暖かいところに移動する性質があるからです。適度に冷えてから定位置に戻してあげましょう。 布団豆知識トップへ戻る |