・掛け布団が大きめに出来ている理由
掛け布団って一見するとかなり大きいですよね(笑)
日本人の平均身長を考えると、私のショップで取り扱っている羽根布団8点セットの掛け布団の縦の長さがシングル・セミダブル・ダブル全て210cmあります。身長が高い人でも180cm〜せいぜい190cmくらいでしょう。
190cm以上の日本人は滅多にいませんが、だとしてもまだ20cm余ります。
なぜ掛け布団がこれほど大きいかというと、敷き布団と違い体の上に掛け、ウェーブを描くようになるわけですから当然その分長くないといけないわけですが、ところがそれだけではないんです。
羽毛布団・羽根布団の中にはたくさんの羽根(ダウン)が入れられています。就寝直後であれば210cmもある掛け布団でかなり下の方が余ることになっていると思います。
しかし、寝ている間に掛け布団全体が暖められ膨張するんですね☆暖まっていくにつれて、中の羽根たちがモコモコと羽ばたいていきます(笑)。
翌朝目を覚ましボ〜っとしていると足もとがひんやり...。場合によっては寒くなって寝ている中途で目が覚めてしまうこともありえます。
また、なかなか寝付けないでお布団の中でお布団の温もりに浸りながら、ごろごろしていたらサッと足もとに冷気が入り込んできて思わず体を横にして丸くなることってないですか?
これなんかもお布団が暖められることで全体的に膨張し、厚みが増し縮んでいる証拠です。
なのでお布団を購入する際には、標準サイズの縦210cmで程良いという事を憶えておいてください☆ 布団豆知識トップへ戻る |